敬愛の念

2013年5月30日

前々回のブログで自分の尊敬する方の事を私的に書かせて頂きました。更に私的な事になるのですが話のつながりとしてどうしても書いておきたいので今回スペースをいただきます。うちの娘は一歳になるかならないかの時機にある病気の宣告を受けて大学病院に入院しました。原因不明の血液の病で症状としては血小板と言う凝集成分が極端に少ない為血液が固まらなく、怪我などした場合失血の恐れがある…そんな診断でした。入院したのは小児血液内科、同室の患者さんたちは白血病の子供達でした。あまり思い出したくないので病院での出来事等は書きません。それでも看護師さんやサポートして下さる方々の心の暖かさに触れて涙をこぼさず笑顔にもなれました。ある日ナースステーションの窓口に置いてあるドナーズネットと言う小冊子を何気なく手に取りました。そこでインタビュー記事になっていたのが骨髄バンクを支援するアーティスト…ヴォイスカマンベールだったんです。何となく興味が沸きインディーズレーベルを扱っているCDショップに取り寄せてもらったのが『発酵』と言うアルバムです。その中の一曲 『Be With you』 涙が出ました。
歌が人に勇気を与える…人生を変える…そんな事はあるわけないって思ってた自分の人生や娘の病気を背負って生きるのが辛くてどうしようも無かった毎日をインディーズのアーティストの一曲の唄が救ってくれたんです。このアルバム含めてヴォイスカマンベールを手掛けてるプロデューサーが本間社長 アートデザイナーが本田真治…そうです。ボスです。偶然にもそれから数ヶ月後に(明日)の路上ライブの場でボスと出会う事になるのです。自分がそうであったように、次は誰かが心の支えにしてくれる曲を僕が発信できれば。そんな僕の想いをボスは受けてくれてネミューに迎え入れてくれました。憧れであり雲の上の存在でもあり尊敬する本間社長の教えも受けれるようになりつつあります。音楽の中に身を置けている今の全てに感謝しています。心理ゲームの解説は次回します。


趣向を変えた心理ゲーム

2013年5月28日

ネタが無い時は心理ゲーム頼り…ってわけではないんですけど(笑)アーティスト診断にも使えそうで面白いなあ〜ってやつをみつけたんで御紹介しましょう。姿勢良くまっすぐに立って人差し指をおでこに持っていきます。右でも左でも上でも下でも後ろでもどの方向でも構いません思う方向に向いて人差し指でおでこに F A G と書いてみて下さい。今回はそれだけ。回答をいただける方は向いた方向を回答してくださいね。興味のある方はやってみて下さい。


尊敬する名プロデューサー様

2013年5月27日

日曜日の朝九時から題名のない音楽会と言う番組がありまして、いつもはクラシック音楽が中心の構成なんですけど今回は何故かジミーペイジ特集!ご存じ無い方に簡単に説明するとレッドツェッペリンと言うバンドのギタリストでコンポーザーやプロデューサーでもある人で、イギリスのハードロックのジャンルに入る人なんだけど、何故か僕にはオレンジチャイムの社長(プロデューサー日記を書いていらっしゃる方です)とイメージがダブるんですよね。どこが共通点で…と説明できるというわけではないのですが…勝手に思うイメージです。強いて言うならば人間的なスケールの大きさと音楽への造詣の深さを土台にしたプロデュース等々に共通点を感じる…そんな感じです。多分間違っていないはずです(笑)。アーティストさんならば自分自身のスタイル云々はあるでしょうが、音楽的なバックグランドは多様性があった方がよろしいのではないか?…そう思います。


わかるやつにはわかる話

2013年5月23日

土曜の午後 比較的空いている電車内 珍しくゆっくりと座席に座りながらお気に入りのロックサウンドに身を委ねて目的地までのひととき。眠気が近付いてきてウツラウツラとしてきた時隣りに座ってきた東南アジア系の女性に声を掛けられました。『アナタカンボジアノヒトデスカ…ホカノクニデスカ…ナニカコマッテルコトアリマスカ…ハナシナリマスカ』最後が意味不明でしたが話をしていくうちに彼女はタイやカンボジア、ミャンマー等と言う国々から日本に来ている方々の日本での生活を支援、フォローしている方で、僕の事が支援対象だと思ったようです。御親切はありがたいのですが僕は日本人ですので…と応えてみても『カンボジアノシンガー、ロックスター……(良く聞き取れなかったんですが)アナタニトテモニテイマス、ウェアモニアッテマス…ジャパニーズデスカ!?オリジナルデスカ?!ミックスデスカ!?』どうしても僕が日本人に思えないらしく遥か異国のミュージシャンや俳優の名前まで出してきます。先に降りる彼女は降り際に『ドウカゴブジデ』と真意不明の言葉を残していきました。僕の心になんだか意味不明な感動を残して


おちつくすぺーす

2013年5月21日

奏織さんがラジオ番組で話されておりましたが僕も楽器屋やCDショップ、本屋など大好きな方でして、先日も弦とギタースタンドが欲しくて行きつけの楽器屋さんへGoしました。弦を2セット買うだけだからサッサと済むと思ったらこれが大間違い! ギターみたりベースみたり、コピー譜を眺めたり、はたまたドラムセットを写メしてみたり、自分にとってはテーマパークみたいなもんで、楽しい事楽しい事。なかでも面白いなぁ〜と思ったのは、エフェクター内蔵のミニアンプっていうのかな?…注目すべきはバッキング音源も相当な数入っていてギターやベース、シンセなどプラグインするだけでジャズやブルース、メタル、サンバ、ラテン、バラード、ロックンロール 等かなりのジャンルを弾きまくることが出来るのです。しばらく眺めていたところ新人スタッフの男の子が『よろしければギターつなぎますから試して見て下さい』と誘いをかけてくるではありませんか。甘い誘惑には乗らなければなりません(笑)『でも俺は弦を買いに来たのでもし気に入ったとしても今日は買わないよ』と牽制しながら、まずはスタッフさんにどんな感じ
なのか?をデモンストレーションしていただきました。お客に弾いて聴かせようと言う以上はこの新人スタッフ君、腕に多少の覚えがあるのでしょう、意気揚々とフレーズを奏でていきます。『どうっすかぁ〜、良かったらなんか弾いてみて下さいよ』スタッフ君の善意の一言が何故か僕には挑発に聞こえます(笑)。(このあと彼はこの並の素人では無いヘンチクリンなお客とかかわった事を後悔する事になるのです) おもむろにギターを受け取った瞬間…おそれていた通りスイッチ入りました。店内だろうが他に客がいようがなんだろうが、ギター抱えた自分がいるそこはステージそのもの…三十分に渡り思い切り弾きたおさせていただきました。周りにはいつの間にか中学生やら高校生やらのギター初心者みたいな方が集まっていて拍手してくれたんだけど我に帰った瞬間照れくさいのなんの(笑)。『楽しいから弾いてごらん!』ってバトンタッチしてその場を離れました。やっばり音楽ってのは理屈抜きで自己陶酔に浸り楽しんじゃうのが一番かもね。そう思ったひとときでした。