めいわくでしつれいなひとびと

2015年1月27日

土曜の午後、仕事帰りの電車の中での事です。比較的空いている車内なので座ることができました。くつろいでいると家族連れが乗って来て隣りに座りました。三歳くらいのガキがいきなりシートの上に乗り窓にへばり付きながら外を眺めはじめます…おい!小僧、靴をぬげ!頭ひっぱたいて言ってやろうとした矢先、小僧の父親が優しく「ほらぁ、いけないよ。クックを脱がないと。」と、とりあえず靴を脱がせました。命拾いしやがったな、小僧…ひとまず怒りが和らいだのですが、その小僧ったら外眺めながらやかましい事。大声で叫ぶ、ぴょんぴょん飛び跳ねるは不愉快この上ない。挙げ句の果てによろけてこちらの肩に頭をゴツン!さすがに父親が「あ〜、すみません」と一言あやまってきたので穏やかな笑顔で「いいえ、大丈夫ですよ」と。僕も一応キチンとした大人ですからね。しかしその後も二駅間にわたり小僧は叫び続けました。降りる駅に到着して怒りのやり場のない腹立ちを抑えながら小僧とその両親に向かい「ぼく、いいね!本当に躾のなってないバカな子供で。」一言告げて車内をあとにしました。


ずっと見据えている到達点

2015年1月26日
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オレンジチャイム本間社長 ネミュー本田社長 ヴォイススタジオ佐々木先生 いつも身近に感じているのと同時に常に目標としている方々です。それぞれの経歴や実績を列記するだけでも相当な時間を要しますし、とてもではありませんが僕の想いや憧れの大きさを文章として表すのは不可能に近いです。それぞれクリエイターとして育てあげ、世に送り出したアーティストや作品は数知れません。プロフェッショナルである以上、売れる作品を追求する…これが大命題なことは間違ないわけです。つまり記録として残る作品を発表し続けるというとてつもないエネルギーを常に燃やしているわけです。物凄いパワーなのです。「これはプロフェッショナルなクリエイターの方々ならば普段通りに当たり前にこなしている事です。」多分御三方は口を揃えてその様におっしゃるでしょう。僕がこの三人の凄さを感じているのは先に述べた記録に残る作品もですが、それ以上に「記憶」に残る作品をクリエイトしている、ということにです。作品を聴いた方々、手にした方々がず〜っと愛聴する、大切に手元に残して下さる、そうした作品を制作することに心血を注がれている…
アーティストや作品に対しての溢れるばかりの愛情が無ければ出来ない事です。零れんばかりの愛情を受けたアーティストはその愛情を歌に託してリスナーへ贈るわけです。自惚れるわけではありませんが、やっとこの三人の足下にたどり着いて、今顔を見上げているくらいの状態のところまで来れた気がしています。今回のレコーディングで仕上がったNanohanAの配信用の各曲の出来上がりに、そんな手応えをしっかりと感じています。少しずつ焦らずに作品達とともに情熱ぶつけてこちらを見据えていただくとしましょう。まだまだ先は長い…。


いかがでしたか?

2015年1月24日
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いただいたネックウォーマーでポカポカ心まで暖まっています。応援隊長様ありがとうございました。でも心の底からの感謝の言葉って伝えるのはなかなか難しいですよね。本当はもっともっとたくさんの言葉で返したいのにね。だから僕達は唄でつたえます。あいことば 一月放送分で紹介した新曲です。配信用の作品として考えている自信作になりました。あい は 「愛」でもあるし「会い」でもあるし「合い」でも「逢い」や「I」でもあるのです。決して「哀」ではありません。あさ美さんや乃里絵さんのリスナーさんへの想い、これから、もっと心のつながりの輪を深く大きくしていきたい、そんな気持ちを込めた作品です。詞を読んだ時にNanohanAのグループとしての個性を活かすサウンドにするには?って考えた結果60年代のアメリカンポップスとか70年代のキャンディーズとかのガールズポップみたいな曲にしようと思いました。別に用意していたスローなバラードタイプでカーペンターズっぽいモノを狙ってみようとも思ったのですがハーモニーのタイプが違う気がして別の詞をあわせる事にしました。ラジオで流れたのはあさ美さ
んのヴォーカルにモコちゃんのコーラスが乗っているものですが、よりポップでキュートに!そんなアレンジを考えていますので完成版を期待してくださいね。


手間を惜しまなければ手間をかけて頂ける。

2015年1月22日

ラジオ番組ってのは放送日時が決決められているので、聴く為にはその時間のスケジュールを空けておかなければなりません。たんに知り合いだからとか、付き合いや仲良しだから…というだけで聴いて貰えるってわけではありません。CDもそうですよね。わざわざショップに足を運んだりインターネットで検索したりして、たどり着いていかなければなりません。いずれにしても必然として手間や幾らかの出費を伴うわけです。アーティストへの深い愛情や思い入れが無ければ成り立ちません。毎回ラジオを聴いて頂いたり、丹精込めて作った曲を手にしてもらう。それはアーティストにとってなんと素晴らしい事なのでしょうか!こんなことを意識させたら逆にビビってしまうでしょうから普段はあまり言わないようにしていますが(笑)考えたら怖い事です。ただの一回でも、たった一曲でも、手を抜いたその時点でリスナーさんを裏切る事になってしまうのですからね。今までライブをサポートしたり曲作りに携わらせていただいたアーティストさんの中で、もう消えてしまったり音信不通になってしまった方々はこうした意識や自覚が無かったのでしょうね。スケール
の大きい、小さいに、かかわらずいつも最高の作品を送り出さなければならない。アーティストさんって常にそんなプレッシャーみたいモノとの戦いなんでしょうね。そのプレッシャーに打ち勝つ方法はただ一つ…常に与えられた機会を楽しみながら全力を尽くす事。事前準備、リハーサル、アフターフォロー…全ての段階に於いて、アーティストとスタッフがやりきったね…って、笑顔で言いあえる事が大切なんじゃないかな?決められた通りの仕事や、やっつけ仕事的な音作りだったり、流れ作業的な番組つくりは駄目ですよね。


さあトップギアに!

2015年1月21日

ミウラ君…小囃子咲子の出番はまたあるかもしれませんが、「よし.たかぞう」の出番は多分もうありません(笑)。よし・たかぞうもですが、基本的にはラジオはNanohanAの三人が中心だから自分は加わらないようにしております。タイムキーパーや音像チェック等フロア作業をしているので三人のやり取りに、こらえきれずに笑い声が入ってしまう等は多々あるのですが。あれは二回目だったでしょうか?オープニングで物真似をやりましたよね。ディレクターのミウラ君が巻き込まれてグーフィーやニャンチュウをやらされましたね。以降NanohanA劇場では要所要所で重要な役回りをして下さっております。見ていて「なかなか演じているじゃないか」って感心しました。同様の事が新ギタリストの通称「仁君」ことTack-Ma君にも言えまして(笑)。ネタを振られた次の瞬間にサッと入っていける感性が大切なわけです。イコール何でもイケるわけですよ。ラジオでもMCでもフリートークって人間力って言うのかな?人としてのスケール感が魅力として問われるものだからね。駄目なヤツは時間かけようが何をどうしようが、いく
ら頑張っても駄目なんだよね。良くあるでしよ、聴いてて退屈で仕方が無い講演会とか研修会とか学校ならば校長やPTA会長の話とかさ…なぜだと思いますか?…自分の事、自分中心で聴く相手に対して話すからだよ。自分の伝えたい事を相手の立場で向かって話さないから何も伝わらないのさ。歌もそうだよ、誰に語りかけたいのか?聞こえてくるから聴いてみるのでは無く、聴いてみたいから聴く、この違いがアーティストへの評価の差となるわけです。