僕の好きなバンドの共通点、例えばレッドツェッペリンとディープパープルに共通するポイント。あくまでも個人的な見解なのであしからず(笑)ですが、基本的な音作りがラディックのドラムとマーシャルのアンプを使用してる事です。多分この頃のロックサウンドの王道、オーソドックスなセッティングだったんじゃないでしょうか?例えばスタジオ入れば必ずセットしてあるパターン、今ならばローランドのJCみたいなモノで日本中のレンタルスタジオに必ずあります!みたいなもので…横道から話を戻しまして。だから当時のレコーディングはラディック、マーシャルでの音がベースになってたのじゃないかな?って勝手に妄想しているんですよ。そこにツェッペリンならばギブソンレスポールが。ディープパープルならばフェンダーストラトキャスターとハモンドB?が乗っかる。だから音像としてはユーライアヒープも同じだし、その他のバンドでもプロデュースやレコーディングスタジオ、エンジニアリングやプロダクションが同様ならば似たものだったはずです。繰り返しますが個人の見解なので根拠はありません。だからイアンペイスがパールにセットを変え
たディープパープル、ヤマハにセットが代わったコージーパウエルなどの空気感が好みに合わなくなったのです。良い音、クリアーな音なんだけど腹にズシンとくる空気が揺さぶられる感覚が足りない気がしてなりませんでした。空気感イコールが当時のロックの横揺れのグルーヴ感だったんじゃないかな?音抜けの良さからレコーディングの際も都合が良かったのでしょう。ヤマハやタマドラム、パール楽器と言った日本製ドラムと契約を結ぶ海外ドラマーも増え始めた頃からハードロックのダイナミックさが薄れてきてしまった…そう思います。イギリスにせよアメリカにせよ、その地の空気に合った音を鳴らすのは東洋の果ての島国の楽器では無いって事…って言ったらカッコ良過ぎかもしれないけど。多分正解だよ。
レコーディングの秘策 その四
2015年5月24日レコーディングの秘策 その三
2015年5月23日リスナーさん…と言うよりも、NanohanA馬応援隊長のチョコちゃんさんよりいただきました。別の意味で似合ってしまってる自分が怖いです。ありがとうございます。万が一プロモーション等で露出の機会があれば今後ず〜っと使っていきたいと考えております(笑)。サングラスをかけてカッコつけてバンドなど演ってきましたが、ハードロックの音ってやっぱりデジタル向きでは無いように思いますね。前回書いたようにリズム隊の空気感を一番に思うとやっぱりそう感じます。音圧イコール空気の揺れ…ジャズやロックの音源はアナログの最たる特徴(特長じゃないです)を体感する音楽だと思うので、昔のレコード盤のモノがCDになったデジタル音源などにも若干違和感を感じてました。自分がバンドマン全盛だった時期1980年代から1990年代はアナログレコードからCD、つまりデジタルへの移行期でレコード盤なのに「PCMレコーディング」等の謳い文句で音質向上を宣伝しておりました。今思うとSONYのウォークマン等の普及でヘッドフォンやイヤーフォンで音楽を聴く事が当たり前になり、大音量のスペースの中に身
を置き振動する空気の中に身をまかせる…住宅事情の変化などもございましょうがいつの間にか音楽スタイルも変わっていきました。音楽観賞が手軽になった分、粗製乱造作品も増えていったのは気のせいでしょうか?
レコーディングの秘策 その弐
2015年5月22日レッドツェッペリンと言うイギリスのバンドにレヴィーブレイクスと言うタイトルの曲がございまして、このドラムの音はロック史上究極のドラムサウンドと称されています。何をもって究極至高とするのかまでは雑誌には記されていませんが確かにレッドツェッペリンの音はドラムに拘りが有るように思います。ドラムの音ってヘッドをスティックで叩く、胴が鳴る、周辺の空気を振動させてそれが伝わるわけです。タムと呼ばれる数種類の大きさの太鼓、バスドラムと言う足で演奏する大太鼓、シンバル類、数種類の鳴り物があるのでそれぞれ特有の音響特性があります。その録音バランスが絶妙と言う事なんでしょうね。ドラムとベースの音を決める事は作品の善し悪しを決める大切な条件です。レッドツェッペリンやディープパープルは僕のお気に入りのグループで、いまだに聴いています。音質について考え直すようになった最近になり気が付いたのですが、先のようにドラムの音を録るためには何本ものマイクを位置やら距離やら悩みぬいてセッティングするわけです。きわめてアナログな作業です。あくまでも個人的な意見なのですが僕が良いなぁと思うドラムやギター、ベー
ス中心のバンドサウンドには共通点がありました。その共通点はNanohanAやメテオリットシャンテでのレコーディングやマスタリング等で参考になっています。
レコーディングの秘策 その壱
2015年5月21日ハードロック全盛の1970、80年代。イギリス、アメリカ双方で鎬を削りあうように様々なバンドが生まれました。イギリスではレッドツェッペリン、ディープパープル、ユーライアヒープ、ウィッシュボーンアッシュ、クィーン、ジューダスプリースト。アメリカではグランドファンク、ヴァンヘイレン、テッドニュージェント等その他数え上げればキリがありません。ジミヘンドリックス、ジェフベック、エリッククラプトンはどうした!…なんて意見もございましょうが今回のブログの主項からは外れますので割愛いたします(笑)。僕個人の好みでの意見なのですが、良い音していたなあ〜ってレコードを思い返すと意外…でも無い、ある意味ロックミュージシャンにとっては当たり前の共通点に気付いたわけです。それはドラムの音。レコーディングの時のサウンドアンビエンスって言うのかな?文章のみの説明が凄く難しいのですけど今NanohanAやメテオリットの音作りで、とてもこだわってる部分でもあるので何回かにわけて綴ってみようと思います。興味の無い人には退屈極まりないでしょうけど、伝わりやすいように書いていくのでお付き合い
を(笑)。セルフプロデュースでレコーディングしてる方が読めば、もしかしたら何かを得られるかもしれません…保証はしませんが。
重い鞄を投げ捨てよう
2015年5月20日つらい事 悲しい事 嬉しい事 我慢しなければならない事 幸せを感じる事 毎日毎日の様々な事が入った鞄を抱えてみんな暮らしてるわけですね。出来れば幸せばかりを詰め込みたいけどね、入れ替えていかなければ新しいhappyは手に入らないんだろうね。それを手に入れるには苦労や我慢、苦痛に耐えなければいけない…人生は切ないです。今まで何人ものアーティストさんがペットロス症候群で唄えなくなったのを見ています。創作への情熱が消失してしまったのを知っています。どうしてあげる事も出来ません。ただただ立ち直りを待つだけです。チームとしてして支えるだけです。心の底からの悲しみを誰かに伝えると言うアーティストの本能が甦るのを信じるだけですね。皆さんしばらく時間をくださいね。