ごめんなさい。前回のブログで乃里絵さんの文字使い間違えてました。今後気をつけます。 乃里絵さんは文章を読むにつけ話をするにしろ とても頭の良い方だな、と 思います。知識が豊富とか学歴云々よりも遥かに大切なものです。最も関心するのは状況把握の正確さと情報伝達の緻密さ 一言で表現すると何の事やら分からないけど、要は礼儀作法含めて一般常識をきちんと供えているので 自分のおかれている立場とやるべき事等々きちんと把握できているし 相手に伝えるのも正確に 尚且つ 迅速にできるのです。これクリエイターにとってはものすごく重要な事でいくらテクニックを磨いたとしても、この部分が欠落していたら、せっかく掴んだチャンスも台無しになってしまいます。今のところ田中栞理さんとか乃理絵さんには心配無用なんですけど…あっ!また間違えてる…乃里絵さん!とにかくそんな部分も大切に考えながらライブやレコーディング目指して一緒に成長していきましょう。
まったく もじへんかんって やつは…
2012年5月9日だれのため なんのため わたしはかなでる?
2012年5月8日誰かのためを思う 誰かの事を考える 田中栞理さんのブログを読んでいて嬉しくなりました。乃理絵さんのブログともリンクするんだけど、僕は好きで音楽やってます。自分自身が好きなように練習して好きなように演奏して好きなスタイルで作曲してます。スポーツと違い誰かと競うつもりも、勝ち負けの結果をつけることもありません。しかしですよ!それでは進歩性も発展性もないんじゃないか? そこに気がついたわけですよ。音楽って誰かに聴いてもらう事が基本です。僕は自分の作品を好きと言ってくれる大切な人達がいます。その人達の為にもっと良い曲を作ろうと思います。最近流行の一人カラオケって言っても、その目的は忘年会やコンパやらで唄う曲の練習だったりで 誰かと唄う時に恥ずかしくないように…が根本にあるんじゃないかな? 楽器屋でギターやら試し弾きする時でも他の客 意識するじゃん(笑) 話がだいぶ脱線しました。 つまり意識するしないにかかわらず音楽やってるって、何かや誰かと常に競ってるって事じゃないかって事を言いたい。願わくば意識しあうことでお互いが成長できる。
メテオリットをそんなレーベルにしたいです…あっ!大手レーベルと競うわけじゃないです。
地獄のお話をいたしましょう
2012年5月7日前回 前々回よりの ブログの流れと言うわけでもないのですが、僕が経験した 業界の地獄(笑話) を御紹介しましょう。まずは過去にかかわったアーティスト編。 あるグループと初めてのリハーサルをしました。ちょいとグレードの高いスタジオを頼んでおいたのですが…ものの見事にに二時間の遅刻をカマしてくれました。そのうえギターは持ってこない奴がいるは、持って来たギターもチューニングが外れてるは…いきなりトホホ状態でした。さらに 予定の三曲………一切仕上げてきてない! つまり予定組んでからの二週間、なんの練習もしていなかった。本人達曰く 『バイトとかテストで忙しくてぇ〜』 テメェら ナメんなよ! 現場のエンジニアさんが ぶっちぎれましたとさ。めでたしめでたし。 続いてあるライブでのお話 その当時お世話になっていた舞台設備さんのお手伝いである女性シンガーのライブ会場の設営のバイトをしました。えっ!? って思ったのが、ステージ後方の暗幕の後ろに楽器のフルセットとステージを映すモニターがセッティングしてあります。バ
ンドのギタリストが曲によってギターを交換するので指定の曲の時にセッティングをあわせたギターをアンプ脇のスタンドに持っていく…言うは簡単なんだけど暗いし蒸し暑いし…挙げ句の果てに曲順が変更になったチャートが直前にくるわ…シッチャカメッチャカの中でモタモタしてるように見えたんだろうね、ギタリストがこっちガン見してるんだよね。自分のプレイにイライラしてぶつけどころが無かったんだろうね。ガリ音(接点不良の時に起こる雑音)の影響もあったのでしょう、突然ガギャリ〜ンってチョーキング中に弦が切れたような音が出た瞬間ギタリストは完全にキレた。「テメェらヘラヘラやってんじゃねえよ」アンプの上のドリンクをこっちに投げつけてきやがりました。己の未熟さを他人のせいにしてはいけませんよ。教訓です。
さらに ふっきれたこと
2012年5月6日前回の記事にレスポンス下さった方々、ありがとうございます。普段秘められていてなかなか知り得なかった、様々な気持ち…涙こらえて読みました……一緒に夢をかなえていきましょう。実はあのブログの中に書いた一部の内容には、あるアーティストに対しての残念だ…って思うあまりの気持ちが、個人的にありました。あまりに個人的なのと、あくまでも相手の問題なので書かずにいた話を今回書きます。チョクチョクあるんで別に気にはしませんが あるアーティストさんから 辞めます!との連絡がありました。それは仕方のないことで彼女の選ぶ道なんで 今後頑張って下さいね と見送るしかないんですけど、腹が立った、というより嫌だなぁ、情けないなぁ と 感じでしまったことがありました。曲を提供したり一緒に作ったりしながら、きちんと音源をCDにしよう、と考えていたんですが彼女は辞めて他の事務所に新天地を見出した模様です。もっと厳しく自分を鍛えてくれる…そこで必要とされるアーティストを目標にする…今までの活動は自分にとってはやはり違和感があった……確かにおっしゃる通りあらゆる面に関してネミュ
ーは甘く接してました。前回書いた地獄の部分を彼女達には味会わせないようにしながら活動してもらうために。その隠してた部分や金銭的負担はボスや僕らが持ってたんだから。それでもそうした部分を感じ取ってもらえた時にアーティストとスタッフの信頼関係が築けると思うからです。正直な話 大手プロダクションのようにプロモーションに数百万円かけられるならば、裸になれ!だのTVのディレクターやプロデューサーのところ行って身を任せて来い!だのアーティストさんに向かって無理な要求もできますよ。アーティストさんも自分の夢に対して必要な対価ならばそれすら受けるでしょうし親御さんも必要ならばと支度金として多額な現金を用意したりもするかもしれません。アーティストのオーディションで百人 二百人規模で人を集めても一人、二人を残して他の大多数は研究生名目でレッスンに通います。数十万円単位のレッスン料を払い続けてヴォイトレや作詞 作曲 ライブパフォーマンス 楽器 等々を何年も続けます。そのレッスン料はその事務所の収入源になりますし他のアーティストのプロモーションに使われます。
上手にアーティスト候補をつなぎ止める為に テレビや雑誌等メディア媒体のエキストラ的な仕事を与えれば本人も芸能人の仲間入り と ヤル気出るでしょうし、歌の才能無ければ映像分野(いわゆるアダルトビデオって奴です)に投げる。そんな話も実際あります。実際悪質な事務所やトレーナーはいます。お前、いくらなをでもそんなので騙されないだろう!みたいな霊感商法まがいのスクール併設の芸能事務所やレーベルも存在します。駄目だとかやめた方が良いよ!とかは言いません。その中で何かしらチャンスが掴めるかもしれませんしね。僕たちも言われる立場でもあるからです。本人の努力が続くならばそれが財産なのですから。大手のように派手なデカいプロモーション…正直やりたいです…でもそのためにアーティストとの絆や信頼関係を犠牲にするならば 僕たちは身の丈にあったサポートでアーティスト達と家族ぐるみのおつきあい 続けたいです。そんな甘さが有っても良いでしょう? ボス
ひとつ 迷いを吹っ切る
2012年5月5日尊敬する某レーベルの大物社長にプロデュース作品のリリースの打ち合わせでお会いしました。超多忙、なおかつ連休中にもかかわらずですよ。この方(私はこの方の仕事ぶりから 超!超人 とお呼びしております)のお話を拝聴する度 自分自身の中に確固たる信念を築く事ができるんです。特に今回は今後のメテオリットの作品や美乙女プロジェクトの作品の方向性やアーティストさんへ求める姿勢の再確認が出来ました。アーティストを育ててデビューさせる事は 本来切り捨てる事 を前提にしています。つまり多くの候補の中から適応力の高い者を選択していくのがオーディション形式です。ネミューやメテオリットは 切り捨てるよりも可能性を見出す…何か光るモノがあればそれを育てる…だから他の事務所に比べたら 優しいし甘いです。だから中途半端な活動でも、各自なんとか楽しんでアーティスト気分に浸る事が出来るでしょうしライブやレコーディングも経験してもらえます。従ってそれ以降は…当然のごとく良い経験や想い出作りができました…で 終わってしまう方が多いです。皆さん、はじめは「歌手目指して頑
張ります」とか「自分の歌で多くの人に勇気を与えたい」等々 オーディション受けてこられます。それを実現する…そのために何をしなければならないのか?どんな覚悟が必要なのか?極論すれば俺達と共に地獄をくぐる気持ちがあるのか?…まで行き着くでしょう。超人社長のおっしゃっていた話の中で、あるアーティストさんの所属契約の話の時に御両親に向かって「この世界で仕事していくのは一般人の想像を絶することばかりです。レッスンしかり、仕事相手しかり、睡眠時間含めてプライベート全て犠牲になります。あまりのストレスでボロボロになりお嬢様は精神が崩壊するかもしれません…その覚悟があるならば是非御連絡お待ちしております」 地獄を何度もくぐり抜けてきたからこそ言える言葉です。音楽事務所は音楽をつくりアーティストを育てて売る!それが仕事ですから当然だと思います。ある時はタイアップとしていくつかの企画と連動して莫大なお金が動く時もあります。僕やボスはそんな天国や地獄を良く知っています。ほとんど地獄でしたが(笑)) それでも厳しい世界の中でもアーティストさんの負担は極力減らしてあげたいと思
います。なぜなら、僕は自分の作る作品に絶対の自信があるからです。だから僕に付いてくるアーティストは絶対後悔させる事はしない。だから一緒に夢を追いかけよう!そう言います。エブリハウルのブログにあったレッスンの中での一言、音楽を嫌いになるかもしれない…それをなにかで表現出来る時がくぐり抜けた時なんだろうな。泣く、悩む、苦しむ、落ち込む、僕がみてきた、経験してきた事を書いていったり話していけばブログ、二年分くらいのネタになります。それでも貴女は音楽目指しますか?