2015年7月 のアーカイブ

マナーをしらない方々

2015年7月4日 土曜日

一応首都圏在来線と呼ばれてはいるけど中央線、東京から来て高尾から先なので中央本線と呼ぶらしいけど相模湖や大月、石和温泉 甲府方面に向かう列車って何故か乗客のマナーが悪過ぎる気がいたします。足組んでふん反り返るわ、荷物を置いてそれに寄り掛かり斜めに座ってるオヤジや三人座れるところに買い物袋ドカンと置いて一人で座席占拠する恰幅の良いオバ様やら失礼千万な奴等が満載で楽しませていただいております(笑)。乗っていくのが長丁場なので車両によってはトイレが付いていたり窓側にテーブルが有る二人掛けの対面シートだったりするので女性が座ってたりすると隣りには座りづらいし、オッさんだったりしたら尚の事嫌だし(笑)でなかなか座れないからマナーもヘッタくれも無いのが余計腹立たしいわけです。そんな電車なので通勤のはずなのに当たり前のように酒やビール飲んでる奴等やおにぎりやサンドイッチ食べてる奴等も普通の顔して乗ってます。先日乗っていたらすぐ横に立っている女の方がチーズバーガーを食べ始めました。セットなのでしょう、袋の中にはドリンクとフライドポテトの姿も見えます。ファスト
フード独特の油ものの香りが鼻腔粘膜をやたらと刺激しやがります。チーズバーガーを食べ終えた彼女はポテトの袋を手に取るとひとつまたひとつと口に運んでいきます。時折指に付いた塩と油を舐めながら…この女性も若くて美しい方ですが僕はどんな綺麗な方でもプライベートでない場所、オープンな公共の場でモノ食ったり飲んだり、周囲を気にせず化粧出来る女性にはガッカリいたします。『あ〜あぁ…綺麗なのにねぇ、残念だね』と思いつつ、チーズバーガーセットの匂いにイライラしつつ(笑)その女性を眺めておりました。僕の視線に気が付いた彼女、一瞬彼女から目をそらし外を眺める振りをする僕。再び、ポテトを口に運ぶ彼女と目が合った瞬間、彼女は袋のポテトをこちらに差し出して「食べます?良かったらどうぞ!」無表情に言われたあまりにも意表を突かれた一言に僕は…『あっ…いえ、もう次降りますから大丈夫です』なんのこっちゃ(笑)


かさなりあう こせい

2015年7月3日 金曜日

タイプの正反対なものがマッチングした時の強烈な個性と効果を最大限に生かす…NanohanAのコーラスを聴くと、作り上げることが出来ているんじゃないかな…って思います。乃里絵さん、あさ美さん声質も発声方法も全く違う二人です。最近やっと二人とも自分達のヴォーカルスタイルと言うか歌い回しのスタイルや発声が決まってきたような気がします。乃里絵さんは母音をしっかりと発声してメロディーラインを作りながら小節を歌いきるような感じ。逆にあさ美さんは子音でメロディーラインを構成する感じ。これじゃ良くわかりませんよね(笑)。ゼロ距離ドライバーと星空のキオクで解説してみると、『ほんじつなんにんぶんわらぁおお〜』『いぃまぁもぉぉぉかぁわぁらぁずぅぅにぃぃぃやさしぃくぅ』こんな感じで歌詞を書きおこしてみると一目瞭然なんですよ。したがってあさ美さんのメインヴォーカルに乃里絵さんのコーラスが乗るとか乃里絵さんのメインヴォーカルにそのままあさ美さんがかぶさってくる等でお互いの魅力が何倍にもスケールアップするわけです。例えが古いけどピンクレディーの「ペッパー警部」の出だし部分……やっぱりわから
ねえか(笑)。


世界観をつくる 自分色に染める

2015年7月2日 木曜日

NanohanAはシンガーソングライターなので基本的には自分達で詞や曲を作るわけです。乃里絵さんの詞には独自のスケール感と言葉の色付け方が有り、あさ美さんの書く詞には独特の景色や映像が浮かびます。五月から開始されている配信曲にはそれぞれの世界観が描き出されていて手前味噌かもしれませんが全て自信を持って聴いていただけると思っています。そんなNanohanAの世界観に挑戦すべく今月七月は僕の作詞作曲の曲をひとつ発表させていただきます。聴かれる方、多分今までのNanohanAのイメージとは違うと思います。あっ!歌はNanohanAなので御安心を(笑)。実は僕が作曲している作品はけっこう有りまして、YouTubeや裏ラジオの中では聴いていただいてるんですよね。以前も書きましたが、曲を作っても、あとは歌い手さんのオリジナリティーと解釈、歌い上げる感性に委ねます。すると作った時には思いもしなかったメロディーラインが出来上がっていきます。でも今回の新曲は歌い方や歌詞ひとつひとつの表現に徹底的に注文を出してNG出してクレーマーと化しました。細部のオブリガードやブレス位置にまで注文つけたの
は初めてかもしれません。自分の中にある曲のイメージを余す事なく作品に表現したかったんです。前回のブログのストーリー性などの要素は全てこの曲の中に凝縮出来たんじゃないかな?って思っています。でも最終的に出来上がった作品はやっぱりNanohanAカラー以外なにものでもなかったのはさすがです。是非聴いてくださいね。よろしくお願いいたします。


感情の起伏と波

2015年7月1日 水曜日

繊細で他人を気を使う人や物事に対して一生懸命に取り組むタイプの人って思いやり過ぎるあまり自分自身がパンパンに張り詰めてしまい苦しくなってしまいます。物事に対して完璧であろうとするのもまた然りで、アーティストさんの作品に対しての思いが激し過ぎると自身がパンクしてしまうと言う状況に陥ります。レコーディングの際もアーティストさんの精神的プレッシャーを除きリラックスさせつつテイクを重ねるといった方法が良く行われます。あさ美さんや乃里絵さんのレコーディング時に思うのですが…と言うかレコーディング時の拘り、独特な方法の話になりますかね。レコーディングの時に何テイクか録音して出来の良い部分をつなぎあわせていく、若しくはきれいな部分をはりあわせる等で形を整えていく方法が使われます。とても効率的なこの方法、実はNanohanAでは使われません…使えないのです。あっ…決して機材の問題ではありませんよ、僕の技術と機材はそこらのエンジニアリングスタジオには負けませんので(笑)…話を戻して。NanohanAの曲はイントロが始まり歌いだしの一行からエンディングの最後の音、一行ひとつまでがひ
とつのストーリーとして出来上がっていきます。NanohanAはヴォーカルの技術力は優れているわけではありません。下手に技術や声量等で歌い上げると歌が台無しになります…だから心を込めて一小節ずつ語りかけるように歌うわけです。少しずつ重ねあわせてあわせるように一曲を歌っていくわけです。だから途中から…とか、この部分だけ…等のダビングは出来ないのです。始めに書いたアーティストさんの感情コントロールが無理無く出来るからこそのスタイルなのでしょうね。