2014年8月 のアーカイブ

努力で光る天然素材

2014年8月8日 金曜日

NanohanAの曲作りのエピソードで面白いお話がございます。NanohanAに限らず僕がリハーサルやスタジオ練習などでアーティストさんと遊ぶ時にギターで適当にコードをつなげていき、そのコードリフにあわせてメロディーを歌っていくと言う遊びをします。ただの遊びみたいなものなんだけど、きれいにまとめて歌うのにはちょっとしたテクニックが必要だったりいたしますのでバンド等で曲をまとめる為の良い訓練にもなります。例えば風邪薬や胃薬の能書やファミレスの料理説明付きのメニューの文章をマイナーやメジャーコードにのせてメロディーを付けて歌ってみるとかをします。あさ美さんや乃里絵さんは、こうしたものへの感性は流石!です。もちろんその為にはコードの展開理論や様々な楽曲の進行パターン等勉強が必要だし、悩み考え鍛練しなければなりません。このレスポンスの良さは曲作りの時もですが、ラジオでのやり取りの良さにもなっているんでしょうね。最近の曲は僕が書いている曲も増えてきていますが、あさ美のコードリフに対するメロディーは、こちらの想定以上のモノに仕上げてくれます。尚且つ、ヴォーカルのポテンシャルも表現力も格段に
上がってきていますのでこれから発表していく作品はとてもとても良い曲ばかりになると確信しています。皆様よろしくお願いします。


おもえばぼくのおんがくのるーつは

2014年8月6日 水曜日

僕の父親は外務省に勤務していたらしく…らしくというのは、亡くなってしばらくしてから聞いた事でして、それも話してくれた伯父さんが酔っ払ってベロベロ状態だったから怪しいものですが。僕が物心つく頃には米軍基地の情報室で通訳をしていたんですよね。そんな関係で小学校の頃の夏休みは基地内のサマーフェスティバルやファミリーバーベキューで楽しんでおりました。米軍基地内にはPXと呼ばれるスーパーマーケットのようなものがあり、見た事も無いような色彩のキャンディーやら、やたらデカいチョコレート等ガキの心がときめくモノが満載です。中学生になると米軍のハウス内のアメリカ人と遊ぶようになり、バンド組むようになりました。よく言われる「渋谷のリズム感って独特だよね」って言われるリズム感はこの頃に鍛えられたのでしょうね。基地の中ではタックスフリーなので酒や煙草はとても安かったです。でも日本人が買って持ち出すのは駄目でした。ところが普通に安い値段で買い物ができたものがございました。楽器やレコードです。国内盤が出る半年前に新譜として届くわけです。さらに日本では発売していない音源だったりすれば自慢の一枚
になるわけです。レッドツェッペリンのジョンボーナムの使用機材メーカーだった米軍払い下げのドラムキットもそこで手に入れたんですけど、御茶の水の某楽器店で値段見てビックリしました。「なんでお前が持ってるの?」バイト先のお店の専属バンドマンの方がたまげておりましたっけ。アマチュアバンドやライブハウスなどでコピーを演奏する連中でも、当時はレッドツェッペリンのカバーは少なかったです。ギターはコピー出来てもヴォーカルとドラムの雰囲気を出すのは至難の業(わざ)だったからでしょう。バスドラムとスネアドラムの独特のグルーヴ感、なぜか自分にはジャストフィットだったんですよね。高校生の頃にはラウンジレストランの専属バンドに混ざってモビーディックやコミュニケーションブレイクダウン等叩かせてもらい、ガキのくせに良いグルーヴしてるね…なんて褒められてました。ヒールアップで押し込むようにズボッ!って踏み込むバスドラムの感覚は米軍基地の中のバンドとのブルースで築かれたんだろうな?って気が付いた時、父親嫌いの自分が唯一親父に感謝した。そんな不思議感覚でした。


宣伝とアピール

2014年8月4日 月曜日

近々…と言うか、今月のはあとらいんらじお…NanohanAの心から心へ…までには御披露目出来ると思いますが新しい、はあとらいんらじおのテーマ曲が僕の最近のパワープレイになっています。通勤時の行き帰りにヘッドフォンプレイヤーで流していますが一日に必ず十回は聴きますかね。耳馴染みが良いせいか何度でも聴けるんですよね。あっ!自画自賛過ぎますか?でも本当に皆さんにも早く聴いてもらいたいです。聴いてもらうと言うよりも歌ってもらう曲、そんなイメージで出来上がりましたから。さて、そんな今回のレコーディングで気がついた事があります。全てが自作で他のエンジニアやディレクターをたてて射ない為、当然の事ですが僕はレコーディングからマスタリングまで常にモニターしています。えっ!?って思ったのが、あさ美さんのヴォーカルのポテンシャルが前回の なのはな畑 のヴォーカル録りの時よりアップしているんです。説明しながら聴いてもらえば誰でもわかるくらいの歴然とした変化なんだけど、声の出方というのかな?細かい説明になりますけど、母音と子音のメロディーのラインの付け方にメリハリが上手になったので曲の
中でのメロディーと和音の分離が丁寧に聴かせられるようになったのです。って説明してもわかりずらいですね。作品をアップした時にでも改めて書きます。そんなわけでラジオ用新曲、隊長さん!是非ご期待くださいませ。


拝啓 憧れのギタリスト様

2014年8月3日 日曜日
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親愛なる神、ジミーペイジ様、レッドツェッペリンのアルバムがあなたさまのリマスターにより出ていますね。ツェッペリンの音源のリマスターやらリミックスやらこれで何回目でしょうか?何年か前にリマスターのベスト盤が出ましたっけ(笑)。たしかmother ship とか言うタイトルでしたよね。確かにデジタル技術の進化は目覚ましいのは認めるけれども何年かおきにリミックスしたり、マスタリングやり直して、未発表音源くっつけて商売なさるとは…ジミーペイジ様、あなたさまはなんとも憎いお方。僕はもうLP盤もCDも何百回と聴いていて細部に渡り頭に入っているのでリミックスで多少音質が向上していようと、今更そんなものには騙されない…………いやいや!騙されるのも良いものです。やっばりどんな音像に変化しているのかとても興味が湧きます。やっぱり買ってこようかな?…リミックスもだけど、エキストラCDで未発表ライブ音源やスタジオ別テイクがパックされてますよね。ペイジ師匠とワーナーミュージックったら、もう、この商売上手!レッドツェッペリンに関してはちょっとした思いもありますので次の機会にまた書きます。
上記に同様の御意見の方々、共に騙されてみましょうよ(笑)