シンプルにスリーピースでのバッキングで何曲か作ってみたいなぁ!と、思っていて書いた曲があります。ドラム、ベース、ギターだけであまり音を埋めないようにしたい…です。やっぱりボーカリストの魅力を最大限に引き出すのはシンプルが一番! いやいや♪きらびやかに飾って目一杯優雅なサウンドに…。常に相反する試行錯誤が頭に有り曲を仕上げていくのに迷いがつきません。ならば自分自身の原点に帰ってみよう、今のような制作手法…つまりパズルを組み上げるようにひとつひとつの音やハーモニーを綿密に組み上げながら仕上がりをイメージする…から少し離れてみてやろうか。思えばここしばらくはメロディー主体の曲作りを意識していました。そうでは無くて…まずはリフとメロディーを先に勢いだけで仕上げて、あとはボーカリストの感性に委ねてみちゃう。曲自体がどのように変化、成長していくのか? はじめのイメージからは大きくかけ離れていく事を楽しんでみたいなぁ、そんな事も考えました。まだ十代の頃、バンドのパートごと、少しずつ音をあわせていきながらオーディション用のオリジナル曲を作っていました。技術的にも未熟だったの
でそれぞれが影響を受けているプレイヤーのコピーやパクリだったりもしました。それでもこれだ!って言う一曲が出来るとやっぱりオリジナルなんだよね。コピーバンドをやってるとフレーズや音色から完コピしてる方々いらっしゃいます。素直に尊敬します。テクニック的にとても優れているのですから。僕は完コピって出来ません。そこまで追求できるだけの力がありませんし自分の手癖は致し方ありませんから。理論や技術の足りない分、オリジナリティーにこだわるのかもしれませんね。現在あさ美さんと制作中の新曲、彼女が唄うたびに歌唱が上がるのでどんどん曲の表情が変化していきます。どうやら今までに無いスケールの曲になりそうです。気合いを入れて仕上げますとも、あの頃に戻って…。
2014年8月 のアーカイブ
つれづれにおもうこと
2014年8月15日 金曜日記念日に思う
2014年8月14日 木曜日今日 八月十四日は NanohanA 初ライブの記念日です。暫定的にその日だけのイベント用ユニットだったはずがコンスタントに曲作りを進めてアルバム五枚分…大袈裟では無く百曲近いオリジナル曲を書いて実績をしっかり残してきてラジオも始めさせていただいて…まさかこんなにしっかりとユニットが形作られて続いていくとは予想もしなかったですよね。正直なところチームNanohanA、制作にしろライブをやるにしろ予算が無い(笑)。ライブハウスとかイベント等参加するとして、一般的に無名アーティストにはチケットの販売割り当て(チケットノルマ)がございます。一枚二千円として十五枚とかだと収益は確実にマイナスでございます。ライブってアーティストの気構えが余程しっかりとしていないとまだ無名のうちは結果が残せない状態が続きます。そんな大人の事情もありまして(笑)NanohanAは結成以来ひたすら曲作りに励んでまいりました。アーティストありきでは無く、先ず曲有りき、それを優先しました。良くあるでしょ!歌ってる人やタイトルが全くわからないのに普段聞いてる曲。スーパーやドラッグスト
アの店内BGMとか地方では有名なCMソングとか。さり気なく一緒に口ずさんでしまう、そんな作品やアーティストになりたい。それが願いでもあります。嬉しい事にそんな活動を応援してくださる方々のおかげでYouTubeのアクセスも総数で数万回に達していて作品の評価も良く、海外からも高評価を頂いています。結成三年目に突入して、また新たな音楽領域に挑戦しています。楽しみに待っていてくれる方がいるから常に新しいものを届けよう。記念日に思い新たにしました。
まとめて本にできねえかな?
2014年8月13日 水曜日自分のブログのアーカイブを調べてみてビックリ!本田社長からやってみない?っていわれて書き始めたのが2009年です。かれこれ五年になるわけですよ。これでも読み物として楽しくなるように内容や話題は知恵を絞って書いているわけですが、書き始めの頃を読み返してみると、やたらエラそうな文章で笑えます。回数も週に一、二回程度でタラタラと綴っています。それでも時としてちょっと辛辣だったり、その時にかかわっていたアーティストさんへの想い等が書いてあって、その時に一緒に書いた曲や御一緒させていただいたライブの事など色々と思い出しました。当時はレコーディングテクニックよりもライブ等でのスキルアップのサポートに重点をおいていたのでライブに対しての気構えや楽器類のテクニックやパフォーマンスなどについて色々と趣向を凝らして書いていましたっけ。以前サポートしていたアーティストさんの事やらライブの事やら懐かしいです。その中で書いているNaO名義で活動しているアーティストが今のあさ美さんなんだよね。スタッフブログの中でnamy名義で綴っておりますので御興味ある方、アーカイブとして読んでみていた
だければ幸いです。
おもいをちからに
2014年8月12日 火曜日詞と曲をつくってから何年も経過してしまって、未だに完成していない作品がいくつもあります。特に大事にあたためている曲がありまして、自分で紹介するのもおかしいんだけど、とにかく素敵な曲なんです。そんな良い曲をどうして放っておいたんだい?…って言われるでしょうが、歌えるシンガーが現れなかった!って言うのが一番の理由です。一般的に言うところのシンガーソングライターのような…要するにガールズポップのテリトリーの曲調の作品ではないのです。進行はいたってシンプル。美しい大和言葉にこだわりました。日本酒や焼酎、味噌等のCMソングのような旋律、そんな感じをイメージしてもらうと雰囲気が伝わるかもしれません。石川さゆりさんや坂本冬美さんなどに歌ってもらえたら…なんて夢見てた曲です。今回それをNanohanAでレコーディングしてみよう…とあさ美さんが言ってくださいまして、現在果敢にチャレンジしてくださっています。当然NanohanAやあさ美の音楽世界観とは全く違うベクトルに位置する曲ですから簡単にはいかないと思います。僕もしっかりと取り組みます。完成した暁にはガールズポップの世界に新たに音楽ジャ
ンルが生まれるでしょう。大袈裟だけど歴史を変える歌、作ってやりますとも!そんな気構えで取り組んでいます。聴いてくださった方が、またその方の子供さん達がず〜っと大切に歌い継いでくれる歌をつくりたい…そんな思いがまた一つ実現できるかな?…だと 嬉しいです。
真夏の恐怖
2014年8月9日 土曜日乾いた洗濯物をたたんで洋服タンスにしまいますが、その時に次の日に着る服はそのまま枕元に置いて寝ます。冬場は寒いから朝起きたらすぐに着ますが夏場の今の時期、暑いから朝シャワーを浴びてタオルを肩から引っ掛けて出かけるまではその状態で、家を出る間際にサッと着替えてでかけます。通勤の電車で運良く座れた場合はしばし幸せな睡眠タイムとなります。さて素敵な音楽を聴きながらウトウトしようと思ったその時です。なんとなく膝がムズムズします…いや膝だけで無く二の腕や首の辺りもムズムズムズムズ…何かいます……するとズボンの膝からピョンと何かが跳ねました。なんと朝の電車内で数十匹の蚤君達が衣服から起きだし跳ねだしているではありませんか!さり気なくバッグを膝に置き膝のムズムズを擦るようにして蚤をはらってみたりします。足元からも蚤が跳ねだしているのがわかります。跳ねた蚤君達、四方に散らばり周囲の乗客の衣服にお引っ越しです。早朝から顔から血の気がひいた瞬間でした。