2013年9月11日 のアーカイブ

超大物の新入り君

2013年9月11日 水曜日
130911_1735~01.JPG

モノを良く知らないというのはとても恐ろしいことで…と 同時に気がつかないうちに知らない他人にとてつもないよろこびを与えることがございます。先日のことになりますが、某リサイクルショップを覗いていたところかなり程度の良いエレキギターをみつけました。ストラトキャスタータイプと呼ばれるものでバッグや財布、ファッションアイテム小物の中にそっと佇んでおりました。『えっ!』ヘッドを見ると History のロゴが…。 中古楽器を扱っていたりオークションサイト等では フェンダー、ギブソン、グレッチ、PRS 等々 高値取り引きされるメーカーは多々あります。日本メーカーならヤマハ、グレコ、ESP 、アイバニーズあたりになりますか。上位機種ならば中古相場でも十万円を軽く超えるものがいたるところにございます。えっ!?中古ギターがそんな値段で!って思ったあなた。Yahoo!のオークション等検索なさってください。ある意味異常な世界が覗けます(笑)。さてこの『History』君、素性はと言いますと 某大手楽器店のオリジナルプライベートブランドの最上位機種になりま
す。製造はフジゲン。 フェンダーやアイバニーズ、かつてのグレコの製造をしていた世界でもトップクラスの技術力と品質を誇るメーカーです。人気の面ではギブソンやフェンダーのヴィンテージには格負けするかもしれませんが音のみの勝負のレコーディングならば使い勝手や応用性を考えたら自分にとっては最高のギターなんですよ。つまり名も無き名品、珠玉の工芸品(笑)。知る人ぞ知る実力者…でも全く人気が無い、可哀相な存在。楽器屋さんに並んでるならば20万円くらいのものが十分の一以下の値段…初心者用のギター以下の値段で目の前にあるんですから、買わないわけにはいかないでしょう。電装系をチェックしてボディやネックを磨いて弦を張り替えてしっかりとお色直し。さて弾いてみますか、最初の曲は何にしようかな?…あっ! これが一番悩む


新譜案内 その弐

2013年9月11日 水曜日

またまた NanohanA のアルバムから曲目解説させていただきます。『Moco』乃里絵さんがほぼ一人でボーカルをとっています。元々はメテオリットのアーティストさん用のデモ曲として用意していたものです。たしか最初にステージで歌ったのはエブリハウルだった気がします。「難しい…」を連発していました。Bメロとエンディング前の転調する部分があるんだけど、その部分とか合間にはいるギターのメロディーが独特です。なかなか格好いいんだよね。個人的には一番好きな曲でメテオリットとしては初期の頃にデモがあがっていたものです。大切にしたい一曲です。『Moco』が乃里絵さんメインならば逆にあさ美さんがメインで歌っているのは『Sing Song』 これもメテオリットからのアーティストデビュー用に準備してあったもので新宿や渋谷のルイードでのライブで何人かのアーティストさんに唄ってもらったことがあります。並川リルやエブリハウル、藤崎イナさん等に提供したものです。今回はテンポアップしてストリングスを加えたり、イントロに印象的なアレンジを施してあります。色々なアーティストさんが唄ったこともあります
が正式に仕上がった今回のものはまた違った響きを醸し出しています。個人的には…名曲です。 『Dear My Friend』乃里絵とあさ美の魅力の一つにアンバランスなコーラス(笑)があります。綺麗とか美しいとかを求めるならば違います!僕は勝手に「キンピラコーラス」と名付けました。ゴボウやニンジンは単独では食べてもそれほど感動しませんが合わさってキンピラになると、とても郷愁をそそる味に変身します。そんなコーラスの魅力が詰まってます。聴いてもらえればわかります…フフフ(^_^)v これで五曲かぁ〜 あと七曲♪ また次回