奏織さん、感想ありがとうございます。自分が紹介したい世界観、聴いて欲しい音楽、全く違うジャンルの方にある意味共鳴いただいた事がすごく嬉しいです。奏織さんの音楽のエッセンスに何かのスパイスとして影響与えられたとしたらなによりです。彼等の音源を世に出す理由の一つでもあるんですけど、今回は自分自身に正直に書いてみたいと思います。僕は音楽に対して、私利私欲と言うか、儲ける事等を対象に…と考えた事はありません。音楽に関しての仕事を職業にしたい、音楽だけで食っていければ良い、その思いはありますけど、豪邸に暮らし自家用ジェット機で移動…そんなことは考えたこともございません。自分が手掛ける音楽がより多くの人に聴かれること、ず〜っと誰かの心に残り続ける大切な一曲になること。そんな事を夢見続けながら今も頑張っています。かつては多くの人々が良い歌をたくさん知っていた時代がありました。今は一方的に与えられる歌が多い気がします。歌に対する人々の価値観もだいぶ下がっているような印象も受けます。発売日の翌日には中古CDショップに並んでしまう曲達…制作者は悔しくて哀しくて仕方ない…そうじゃなければな
らないはず。現実はオマケや握手券が目当てでも売れれば良い。世の中にはまだまだ良い歌があります。それを作り発信し続ければ、多くの人々がもっとこんな素敵な曲があったんだ、と思うような。そんなステージをアーティストさんたちと共有できれば、それだけでしあわせです。
2012年11月 のアーカイブ
走り続ける理由
2012年11月12日 月曜日新譜案内
2012年11月10日 土曜日これを読んでいる皆さんにお伺いいたします。ヘビーメタルは好きですか? ハードロックと言うジャンルの音楽を聴いた事がありますか? ヘビーメタルとハードロックの違いってわかりますか? 嫌いでも 聴いた事がなくても 違いがわからなくても良いですし、ただただ爆音で激しい音楽だ!と思っていても結構です。でも…発売まであと一か月、僕がプロデューサーやらしてもらいました。ボスにも、とてもとても御面倒おかけしてお世話になり助けていただきました。様々な方面の助けを得て遂に12/19(水)にクラウン徳間からリリースされる RE-ARISE 是非聴いてみてください。静と動の対比の美しさ と 僕は勝手に呼んでいます。ハードロックです。冒頭部分の回答(ハードロックとヘビーメタルの違い)にもなりますが、僕はハードロックには美しさが求められるとずっと思っています。だからRE-ARISEはハードロックバンドです。その楽曲はひたすら美しくてカッコいい、ラストトラックになる ReaLize と言う曲がその象徴です。ギターの静かな爪弾きから始まり 語りかけるよ
うなボーカルから徐々にアンサンブルを高めていき、爆発するかのように全てのパートが開放される。ギターの美しさ、ボーカルの凄さ 今まで 日本にこれほどの説得力を持つバンドがいくつ存在したでしょうか…宣伝だから大袈裟な表現になっているわけではありません。自分は疑い無くそう思っています。他の曲も全て単純な展開ではありません。音楽を絵画のイメージで例えると hip hop はペイントアート とか クラシックならば油絵 Jポップならば…そうだなぁ…コミック調とか 皆さん思い描くと思います。RE-ARISE のアルバムを通して聴いて思い描くのは、水彩画 そんな雰囲気です。未体験の音楽世界 大袈裟ですけどそんな感じで手に取って是非聴いてみてください。聴き捨てにならない音楽がそこにはありますから。