このところ通勤の時などに良くカーペンターズを聴いています。コード進行やメロディーの組み立て、コーラスなど勉強しなおすつもりで聴いているのですが新たな発見が多いです。今のガールズポップの基礎は全てこの中に凝縮されていると言っても過言では無い!…言い切ってしまいましょう。僕は世界中の女性ヴォーカルで最も発音が美しい人はカレンカーペンターだと思います。その上カーペンターズは聴く度に新しい発見が有るのです。良く耳にされると思いますがtop of the world って曲があります。ヴォーカルとハーモニーのバランスやチャンネルの左右に振られるコーラスの絶妙さに心が震えます。ミックスやマスタリングテクニックも1970年代当時を考えると、おいそれと真似出来る代物じゃないことがわかります。現代ならば機材や技術的にはさらに良い録音が作れるかもしれないです。でも悔しいけど仕上げのセンスに関しては真似や計算ができません。料理で言えば同じ材料を使ってるのに味が…微妙な火加減と仕上げのタイミングって言うわけです。イエスタディワンスモアやクロストゥーユー等はCMで有名な曲だけどソリテアー や
マスカレードは隠れた名作とみんなに紹介してるくらい大好きです。改めてこれからの作品へのイマジネーション作りになります。