ラジオの企画の中でいつもリスナーさん達から色々と投稿や詩のフレーズなど色々といただきます。ありがとうございます。星や花に関する詩やフレーズは歌にして発表することができました。これから夏を迎えるにあたりちょっとした企画を考えNanohanAは皆さんの「海」のイメージを募集しましたがちょっとした問題…クレームが有りました。こちらの考えも明確にしたい想いもございますのでお読みになり不愉快な気分をする事もあるかと思いますが書かせていただきます。クレームの主の方は福島の方で東日本大震災の被害者の方で、海と言うキーワードは地震や津波のイメージしか無いので辛い。知り合いの中にも未だに津波の被害で家族が不明の人達がいる…それなのにお気楽に「海」の歌なんかを作ったりラジオで話したりするのは許せない…そんな感じで原稿用紙5枚くらい言いたい事はあるそうですが要点は被害者の気持ちを考えたらそんな話は出来ないだろう!お前ら何考えてるんだ!って事です。ひとつのキーワードからの連想は様々で人それぞれです。不運や不遇に有った方は耳を塞ぎたくなるのも当然です。でも再生を目指して希望を見据えて頑張っ
てる方々もいらっしゃいます。そうした方々への応援メッセージも不謹慎なのでしょうか?先の方の理屈で言えば被害者を思いやれば発言を控えるしかなくなります。山で遭難した方がいる、噴火の犠牲になった…そんな方々がいると山の素晴らしさを語れないのでしょうか? 食中毒で死亡した方々がいる…グルメ番組は放送出来ませんか? 交通事故や航空機事故が有りました…ゴールデンウィーク等の観光地情報は不謹慎ですね。NanohanAの初ライブは「東日本大震災チャリティー」でした。売り上げは全て寄付されたと聞きます。自分達でもノルマを払って歌わせていただきました。お気楽に歌って…曲が完成するまでもの凄く悩み苦しみます。でもそんな苦しみを人に伝えたいとは思いませんし歌で人を救えるまでは思ってません。でも歌を作り、歌を唄う その先に思うことは聴いてくださる方々が元気になること…自分達も一緒にhappyになろう。自分達もそうだし、誰でも苦しみ辛さを背負っています。人にわからないトラブルもやまほど抱えてます。歌やメッセージで根本から救えるなんておこがましいこと考えちゃいません。不遇や不幸は押
しつけたり強要するものではありません。伝えるならば希望や笑顔を届けたい。そんな思いで私たちは活動続けています。作り、届けるものには誇りを持っています。嫌な方は聴かなければよい、読まなければ良い…それだけです。それでもあなた達に向かって発信し続けますから。