乃里絵さんと一緒に曲を作ると決めた時から実現したいテーマがありました。あさ美さんのブログにも書かれていた、アイリッシュハープのペーター君を使って曲を仕上げる事。実は乃里絵さんのリードヴォーカル曲の薄紅の花や木洩れ日の人といった曲はハープの旋律を意識していました。レコーディングの都合上バッキング音源はデジタルの打ち込みでしたが、やはりいつかは生ハープを使ってレコーディングしたいものだと考えていました。やっと念願叶うわけですが悩みます。まずハープの音響特性が…マイクがどのように拾ってくれるのか、と言う音の位相が全く掴めない、当然のことながら弦楽器は弦の振動により音を出します。ギターの場合の生鳴りはボディーでの反響音ってものだったりしますからマイクもボディーのホールを狙ってのセッティングを中心に考えれば空気感含めて大丈夫でしょうか。ところがハープの形状を考えると…爪弾いた弦の振動がどのように耳に伝わるのか?周辺の空気をどのように揺するのか?想像がつかないドキドキ感があります。空気の流れの音を録音する…そんなチャレンジでしょうか?多分狙って録ることは出来ないでしょう、偶然の奇
跡の一瞬との素敵な出会いがあるか無いか…音楽の神様が舞い降りてくれれば成功です。だからハープってマーメイドや天使が弾く楽器なのでしょうか。とにかく楽しみです。