演奏した曲をレコーディングする…つまりCDや配信用の為にレコーディングする。簡単に言ってしまいますが、この為の労力は膨大なものです。費用も莫大な金額になります。一般の方々は想像もつかない額だと思うし多分実際にかかった費用を聞くと「え〜!法外じゃん!」って驚くと思います。僕らはアナログレコーディング時代を経験したラストの世代だしデジタルに移行した時に感じた違和感みたいなものを体感できた貴重な世代だと思います(笑)。CDリリースなり配信での曲を発表するのには、それなりに作りこまねばなりませんよね。デジタルの利点って、後からいくらでも修正が出来るって事でしょうか?最近はヴォーカルの音程がズレていてもキチンとしたピッチに直せたりするんだから驚きです。だからレコーディング時間も大幅に短縮することが出来るわけです。レコーディングスタジオに二週間…なんてのすら無いんじゃないの(笑)。スタジオ使用料が一日三十万円位だとして…………おいそれとレコーディングなんて言えなかったよね。いやぁ〜!恐ろしい話です。デジタル化は確かにレコーディングやら編集作業を気軽にしましたし
アマチュアミュージシャンやインディーズアーティストの製作の道筋を豊富にしてくれました。でも、気軽になった代わりに似通った系統や着飾っただけの音楽が氾濫しているのでは…言い方が悪いかもしれませんが作業効率優先になってやしないだろうか?もちろんアーティストと一緒に丹精込めて良い作品を作っている方々はたくさんいらっしゃいます。売る為の商品では無く、聴いて貰う為の作品…良い作品だから売れるってわけでは無い。そこが難しいところです。文章が上手くまとまらないので、これに関してはまた今度書きます。