バンドやってた頃はノルマの有るライブハウスは出ませんでした。金が無かったのもあるけれど、出演してたアーティストが有名になったりすると、そこの関係者やらが「あいつはここが育てたんだ!」とか「俺が面倒見てたんだよ」みたいな事を言って、こちらにもスッゲー上から目線で意見してくるのが嫌だったんだよね。ライブハウスもアーティストさんもお金払って来てくれるお客さんが育ててくれてるのにね。勘違いしちゃあいけません。普段はカラオケ等をやっているようなラウンジやカフェのようなお店のステージで演らせていただいてると酔ったお客さんに絡まれたりと言うトラブルや、逆に喜んでいただいてご馳走になったりと人間として学んだ事が多かったです。人に喜んで貰える音楽を作り演奏するって事を身に染みて知ったと言うのかな?。若い奴等は「ライブとかガンガンやりたいっす!」とか簡単に言うけどさ。小規模スペースでのライブや弾き語りをするには、まず飛び込みでお店に交渉しなければなりません。当然きちんとした礼儀作法が必要です。次にプロフィール…言うなればアーティストの履歴書です、読みやすくしなければなりません。そしてデモ
音源、聴きやすくインパクトを残せるように工夫しなければ駄目ですよね。こうしたモノをきちんと作って揃えておいた上で活動しなければなかなかアピールできませんよね。CD出していようが音楽配信していようがテレビに出ていようが、こうした姿勢は変わらないはずです。調子に乗っちゃあいけません。だって知らない人や興味無い人の方が圧倒的に多いんだもの(笑)。どうですか、結構大変で難しいでしょう?