曲作りのポイント講座

試聴音源にありますが、以前沢木葉さんと作った晩秋と言う曲なんですけど、音源の伴奏はピアノを使用してますがもともとの作曲段階ではギターを使っています。その場合まずコードを考えてそこに唄メロを重ねて考えます。始めからピアノアレンジにするとメロディー進行は結構複雑になります(音符ひとつひとつの重なりとつながりで考えるから) ところがもともと考えたコード進行は至ってシンプルで並川さんや櫻木さんはコードを知れば唖然とするでしょう。歌詞のすぐ後ろにコードを記してみます  荘厳のC丘に立ちF悠久の風Am吹くG十五夜C群青にF瞬くAm道標Am夜の川にAm流れEm揺れFるFm影C夕闇からF抜けてAm誰かのもとへEm帰ろうAm  夜の川に流れ揺れる影 の部分ですがこのコード進行に対してボーカルのラインはAm E F Fm G7 C で歌っています。つまり二層のピアノとボーカルの三層のハーモニーとしているのです。ピアノ弾きの田中栞理さんあたりは「あ〜なるほど!」とか思ってるでしょうね。実は楽器がふたつでハーモ
ニーが三つっていうのは(明日)のパターンをそのまま貰ったものです。ギター一本での弾き語りをしてみて下さい。この曲の真の魅力がぼんやりとでも掴んでいただければ作曲者冥利に尽きるってものです。 こんな感じで、ぼちぼちと オリジナルつくりに役立つような話をしていこうと思います。これについて書け!みたいなのがあればリクエストしてください。