先日そっくりな人の話を書きましたけど、間違えられたのは先日だけではありません。ある時はカンボジア人に同郷と言われたり、チベットフェアでは密教のお坊さんに見られて通り過ぎる人にいちいち手を合わせられたりと笑い話もございますが、自慢出来る間違われかた(笑)もございます。二十数年…ほど前になりますが友人が出演する下北沢のライブハウスに行った時の事です。近くの劇場でも芝居が演っていました。小劇場のお芝居って観客やファンの子達が出演者を出待ちしてたり、終了後の打ち上げに参加したりと和気藹々の交流が素敵なんですよね。そんな出待ちのファンの方々でしょうか…?三人の女の方が食事している僕を取り囲むようにして「今日の演技迫力ありました!」やら「何幕目の…のセリフの深さがジンときました」とか、演劇の感想を述べます。芝居のパンフレット(出演者が並んで載っているフライヤみたいな紙ですが)を出しながら「サインお願い出来ないでしょうか?」僕が間違われたパンフレットの出演者の中にある役者さんの写真。岸谷五郎さんでした。嬉しい人間違いでした。実は岸谷さん、松田優作フリークで有名な
役者さんで僕もエキストラで周りをウロウロしてた探偵物語と言うテレビドラマのロケ現場でたまにお見掛けしたことがございます。お話等した事は無いのですが、そんなわけで何となく気になる俳優さんです。