持つべき人には宝 されど私のはただのガラクタ

うちの娘なんかに言っても知らないって言うし、最近の子には遥か昔の道具…となっているレコード盤。エジソンの蓄音機等と一緒にされていたりしておもわず笑ってしまいます。僕の親父はジャズが好きで、普段は極端な倹約家…いわゆるケチ(笑)だったのですがオーディオに関してだけは贅を尽くしておりました。小学校当日の自分には全く価値のわからないレコードを当時何百万円と言うオーディオシステムで鳴らしておりました。ゲームや漫画本、ウルトラ怪獣人形等ガキが普通に欲しがるものを買って貰った事はありませんでしたが遥かに値の張る楽器やレコードに関してはやたらと贅沢に与えて頂きました。小学四年生の頃にはビートルズ以降に派生してきたブリティッシュハードロックにのめり込んでいき、ディープパープル レッドツェッペリン モットザフープル クィーン ウィッシュボーンアッシュ ジューダスプリースト ヴァンヘイレン 常に自分の周りには得体の知れない轟音が鳴り響いておりました。同時に始めていたドラムも中学卒業の頃にはジャズでもロックでもあらかたのジャンルに対応出来るよう
になりました。勉強は全く出来なかったけどね(笑)。尊敬するオレンジチャイム本間社長がフェイスブックに書かれていますが、自分ももしあと十年早ければビートルズマニアになっていたかもしれません。そうすればかなりの貴重盤がコレクションされていて現在ひと財産になっていたはず(笑)。残念ながら僕のレコードコレクションの数々、二束三文でしょう。実家には親父が遺した1940年代頃からのジャズやクラシック等レコード盤やらSP盤が八畳間いっぱいにあります。こちらの方はどうかな?そのうち整理してみますかね。