うまどしにおおきくはしろう

現在奏織さんがラジオ番組を持たれていて絶賛好評放送中でございます。やはり放送や誌面と言ったメディア媒体により情報を発信することや、多くの方々へアーティスト活動を認知して頂く為の情報ツールを持つ事はとても重要なわけです。僕がネミューとかかわった原点…すなわちボスとのはじめての大仕事は(明日)のラジオ番組でしたっけ。今でもその音源は大切にしています。たまに聴いてみるんだけど、これが何度聴いても面白いんだわ。デビュー直後、CD発売直後のまっさらなアコースティックのガールズユニットの番組で、後にも先にもこの番組以上に愉快なラジオを僕は聴いた事がありません。企画、構成、演出といった枠型をアーティストのポテンシャルが軽々と上回ってしまった放送でした。特番一回で無く、もし続いていたらと思うと残念です…ボスにも良くお話をするのですが、自分達の役割はアーティストの枠を設けてはいけない、ダイナミックに可能性を模索させつつ、それでも違う方向を向いた時にはさり気なく軌道修正してあげる。僕たちはそのくらいしかできないってことを(明日)のラジオで気付かされました。デカくなって
いく、いかないはアーティスト自身のポテンシャル次第…イコール人間性なんでしょうね。あとは制作サイドとの信頼関係。ポテンシャルの高いアーティストとの出会いも無かったし、何より信頼関係どころかアーティストに裏切られることばかりだったので以来ラジオの企画等、考える気も無かったです。それがつい先日の事、尊敬する大物社長より『ラジオ番組やりなよ、月いち、一時間枠あるから』考える余地も御遠慮する余地もあるはずがないでしょう(笑)。早速アーティストに連絡つけて僕は番組のキューシートの作成に入りました。話を伺ってから一週間、放送四回分までの構成、演出、台本をつくりました。ボスからはコーナー枠に「あっ!」っと驚くアーティストさんを組み込んでいただけると連絡が。試験的に番組デモを拵えてみました。この時点で物凄い手応えがあります。久々にワクワク感がたまりません。来年はとても凄い年になります。