レコーディングの感想等を乃里絵さんがブログに書いて下さっています。とても嬉しい内容ですね。一般的にレコーディングなどでスタジオに入ると確かに楽しいですし妙なテンションが得られる利点があります。それなりに機材が揃っているところならば憧れのあのアンプやハイグレードなドラムキットやらで、お気に入りのアーティスト気取りもまた嬉しいものです。ボーカリストさんもコンデンサマイク等使って自分自身のヴォイスの再認識も良いものです。それなりの機材を使えばやはりそれ相応のサウンドは得られるモノです。例えばゆゆ美さんのようなサスティーンをいかしたいような声質の場合、俺ならばこう録るのになぁ、とか、そのスタジオにあわせてこうしたマイクセッティングだな、とかイメージをふくらませるわけです。逆に言えば録れる音は広さや壁の材質等スタジオごとにかなり違うと思います。ハイグレードを目指すならばやはりそれなりのハコは経験しておくべきでしょう。ただ利点ばかりではありません…そうそう利用出来ない理由もございます(笑)…予算はもちろんですが俺は時間に気を使います。やはり綿密にスケジュールたてておかな
いとスムーズに作業は進みません。追い立てられるプレッシャーも嫌なものです。あとはやはりエンジニアやバックミュージシャンやディレクターと言う方々の協力も必要です。つまりスタジオワークは綿密に練られた組織的作業といえましょう。対してマイスタジオレコーディングですが、当然ながら自前の機材なのでスタジオ経費はかかりませんし使用時間を気にする事もありません。細々としたセッティングもちょいちょいと自由自在におこなえます。楽器の音を足したければその場でできますし納得いくまで作り込むことも良いでしょう。何よりもボーカリストさんにリラックスしてもらえること、また自分自身には周りの余計な雑音やエゴとかかわらずに済むのが大きいです。元々ドラムは自分で叩いていてリズムトラックを作ったりして、他の楽器はそれぞれのミュージシャンに頼んだりしていたんだけどギャラの問題やスケジュール調整等よりも何よりもミュージシャンやエンジニアのエゴやわがままが鬱陶しくて(笑)。ならば練習して自分で全部演ってしまおう!あとは自分が信頼関係を構築出来るアーティストさんやプロデューサーさん達と常にリラックスし
た状態でグレードの高い作品をリリースしていければ。乃里絵さんからもらった言葉、やっとスタートラインに立てたかな?そう思わせていただけました。今書いてる事が、はったりなのかしっかりとした考えに裏打ちされたものなのか…これから発表される作品を聴いてくれる方ひとりひとりが答えを出してくださいます。怖いです…でもその何百倍、何千倍楽しみです。ボス よろしくお願いいたします。