敬愛の念

前々回のブログで自分の尊敬する方の事を私的に書かせて頂きました。更に私的な事になるのですが話のつながりとしてどうしても書いておきたいので今回スペースをいただきます。うちの娘は一歳になるかならないかの時機にある病気の宣告を受けて大学病院に入院しました。原因不明の血液の病で症状としては血小板と言う凝集成分が極端に少ない為血液が固まらなく、怪我などした場合失血の恐れがある…そんな診断でした。入院したのは小児血液内科、同室の患者さんたちは白血病の子供達でした。あまり思い出したくないので病院での出来事等は書きません。それでも看護師さんやサポートして下さる方々の心の暖かさに触れて涙をこぼさず笑顔にもなれました。ある日ナースステーションの窓口に置いてあるドナーズネットと言う小冊子を何気なく手に取りました。そこでインタビュー記事になっていたのが骨髄バンクを支援するアーティスト…ヴォイスカマンベールだったんです。何となく興味が沸きインディーズレーベルを扱っているCDショップに取り寄せてもらったのが『発酵』と言うアルバムです。その中の一曲 『Be With you』 涙が出ました。
歌が人に勇気を与える…人生を変える…そんな事はあるわけないって思ってた自分の人生や娘の病気を背負って生きるのが辛くてどうしようも無かった毎日をインディーズのアーティストの一曲の唄が救ってくれたんです。このアルバム含めてヴォイスカマンベールを手掛けてるプロデューサーが本間社長 アートデザイナーが本田真治…そうです。ボスです。偶然にもそれから数ヶ月後に(明日)の路上ライブの場でボスと出会う事になるのです。自分がそうであったように、次は誰かが心の支えにしてくれる曲を僕が発信できれば。そんな僕の想いをボスは受けてくれてネミューに迎え入れてくれました。憧れであり雲の上の存在でもあり尊敬する本間社長の教えも受けれるようになりつつあります。音楽の中に身を置けている今の全てに感謝しています。心理ゲームの解説は次回します。