凄い深い内容の詩

あさ美さんの唄っている曲の中に空想の船と言う作品がございます。空想の船の詞を作者の沢木葉さんから頂いた時には 特に深く読み込むことなどせずにいました。沢木葉さんの作風は純和風 の典型とも言うものでして。空想の船もその路線で…曲にするにあたり真剣に読んでみて 『えっ!?お彼岸のうた?』って思いました。ちなみに永訣(えいけつ)の意味は 永久の別れ とか 永遠に続いていく…仏教では輪廻転生とかの意味もあるようです。なんとなく読んだとしたら良く分からないです、それでもなにやら深いです。ただ前に本人に聞いたところ 詩人の中原中也の詞の一節や宮沢賢治の世界観からイマジネーションを得た…みたいな事を言ってました。歌を入れたあさ美さんの解釈では 永訣のひばり鳴く は永遠に続いていく壊滅と再生 過去を大切に思う人間の業 ということです。でもやっぱり僕には お彼岸のお墓参り や お盆の帰省の歌に思えます。イマジネーションに乏しいのでしょうか…YouTube等で聴けると思います。是非聴いてみてください。