前回 前々回よりの ブログの流れと言うわけでもないのですが、僕が経験した 業界の地獄(笑話) を御紹介しましょう。まずは過去にかかわったアーティスト編。 あるグループと初めてのリハーサルをしました。ちょいとグレードの高いスタジオを頼んでおいたのですが…ものの見事にに二時間の遅刻をカマしてくれました。そのうえギターは持ってこない奴がいるは、持って来たギターもチューニングが外れてるは…いきなりトホホ状態でした。さらに 予定の三曲………一切仕上げてきてない! つまり予定組んでからの二週間、なんの練習もしていなかった。本人達曰く 『バイトとかテストで忙しくてぇ〜』 テメェら ナメんなよ! 現場のエンジニアさんが ぶっちぎれましたとさ。めでたしめでたし。 続いてあるライブでのお話 その当時お世話になっていた舞台設備さんのお手伝いである女性シンガーのライブ会場の設営のバイトをしました。えっ!? って思ったのが、ステージ後方の暗幕の後ろに楽器のフルセットとステージを映すモニターがセッティングしてあります。バ
ンドのギタリストが曲によってギターを交換するので指定の曲の時にセッティングをあわせたギターをアンプ脇のスタンドに持っていく…言うは簡単なんだけど暗いし蒸し暑いし…挙げ句の果てに曲順が変更になったチャートが直前にくるわ…シッチャカメッチャカの中でモタモタしてるように見えたんだろうね、ギタリストがこっちガン見してるんだよね。自分のプレイにイライラしてぶつけどころが無かったんだろうね。ガリ音(接点不良の時に起こる雑音)の影響もあったのでしょう、突然ガギャリ〜ンってチョーキング中に弦が切れたような音が出た瞬間ギタリストは完全にキレた。「テメェらヘラヘラやってんじゃねえよ」アンプの上のドリンクをこっちに投げつけてきやがりました。己の未熟さを他人のせいにしてはいけませんよ。教訓です。