人間関係は第一印象で決まりのかな?

11-12-13_005_20001.JPG

あさ美さんと乃里絵さんがそれぞれのブログでお互いの第一印象を語り合っています。僕からもひとつ御紹介したいエピソードがありますので書いてみます。ネミューと言う事務所のオーディションって、ちょっと変わっていて、まずは詞とプロフィールを送って頂くだけで、それを本田社長が面接してアーティストさんの人となりを見極めて合否を出す、そんな感じです。そこでオリジナル作品を希望されたり楽器のスキルを高める等、本人のモチベーションが高ければ僕がサポートさせていただいてます。乃里絵さんの場合はピアノやギターの素養は無かったのでシンガーソングライターと言うよりも作家としての可能性を引き出せないか?と言う事でした。こちらに乃里絵さんから初めて頂いたメールを読んだ時に「うん?けっこう大人の女性なのだろうか?」が率直な印象でした。挨拶文からして落ち着いていて簡潔明瞭な文章で綴られていました。それまでの方々は、今時の女の子の文章だったり、主語述語無視の送り仮名も目茶苦茶な…「私は」 と書く所を 「わたしわ」だったり、送ったデモ音源の感想を寄せてくるのにも「マジ泣きしましたあ(T_T)」と
か絵文字や顔文字ぶち込んで来るのが当たり前だったから、古典的、正統的な(?笑)文章のメールがそれだけで感動でした。特に「私はピアノやギターは弾けませんが、アイリッシュハープを嗜んでおりまして…」の文章を読んだ時には、どうしよう?!って思いましたね(笑)。ハープ!?もしかして良家のお嬢様…私生活がお姫様みたいな(笑)等ドキドキしておりました。写真も剛力彩芽みたいだって勝手に思ったし。そして一緒に送られて来た詞、木漏れ日の人 薄紅の花 この二編の詩に凝縮されている言葉の深みと内在する心の明暗に作家としての凄みを感じました。この詞のインパクトに触発されてあさ美が曲を付けて制作がスタートしました。個人練習をしてもらいデモCD制作の予定を立てて、休みを利用してこちらに来て頂きレコーディングすることとなりました。そして訪ねてきた乃里絵を初めて見た僕の第一印象は、「えっ!?娘(登場中学一年生)のお友達が遊びに来てるの?」でありました。同時に、こいつとは長い付き合いになりそうだ!直感したのでした(笑)。