詞と曲をつくってから何年も経過してしまって、未だに完成していない作品がいくつもあります。特に大事にあたためている曲がありまして、自分で紹介するのもおかしいんだけど、とにかく素敵な曲なんです。そんな良い曲をどうして放っておいたんだい?…って言われるでしょうが、歌えるシンガーが現れなかった!って言うのが一番の理由です。一般的に言うところのシンガーソングライターのような…要するにガールズポップのテリトリーの曲調の作品ではないのです。進行はいたってシンプル。美しい大和言葉にこだわりました。日本酒や焼酎、味噌等のCMソングのような旋律、そんな感じをイメージしてもらうと雰囲気が伝わるかもしれません。石川さゆりさんや坂本冬美さんなどに歌ってもらえたら…なんて夢見てた曲です。今回それをNanohanAでレコーディングしてみよう…とあさ美さんが言ってくださいまして、現在果敢にチャレンジしてくださっています。当然NanohanAやあさ美の音楽世界観とは全く違うベクトルに位置する曲ですから簡単にはいかないと思います。僕もしっかりと取り組みます。完成した暁にはガールズポップの世界に新たに音楽ジャ
ンルが生まれるでしょう。大袈裟だけど歴史を変える歌、作ってやりますとも!そんな気構えで取り組んでいます。聴いてくださった方が、またその方の子供さん達がず〜っと大切に歌い継いでくれる歌をつくりたい…そんな思いがまた一つ実現できるかな?…だと 嬉しいです。