ことばあそび

前回のブログで最後に書かなければいけない一言を忘れてしまいました。いつも応援してくださり応援メールや投稿、感想等いただく方…ここでお名前が出せないのが申し訳ありませんが、いつもいつもありがとうございます。あなたの存在や、いただく応援が私達にとっては「鬼に金棒!」です。さてアーティストが作品に込めるメッセージですが、必ずしも聴き手にしっかりと届くかどうかはわからない…たびたび書かせていただいてますが、詞を書くにあたりそこらへんを意識するかしないか…そこがプロとアマチュアの差になると思います。たしかにアーティストが詞を作る時には思いを込める対象があるわけです。伝えたい相手は明確なわけです。恋人であり友人であり親であり子でありペットであり…自然が対象の場合もあるでしょう。歌詞全体の内容と主張が明確ならば「お母さんに伝えるよ」や「友達に贈るよ」で歌詞を成立させるのも良いでしょう。でも共感するリスナーはある意味限定されてしまいますよね。リスナーの想像力にゆだねるならば「誰かに伝えるよ」「きみに贈るよ」みたいにすれば聴き手は自分の身近な誰かを思い共鳴してくださいます。アーティスト
の対象としているものが友達だとしても、聴き手によりイメージされるものが様々に変化する…言葉のマジックが在るか無いか アーティストの技量ってそんなところに出ると思うんだよね。僕ならば「お母さんに伝えるよ」とか「友達に贈るよ」みたいなベタな詩も「大地に向かって叫ぶよ」とか「大空に向かって投げるよ」みたいに母や友を大地や空に例えてみたりしたいんだけどね。やっぱり単語から広がっていくイメージの言葉遊びって感覚はアーティストには不可欠であり重要なポイントじゃないでしょうか?。古文にせよ俳句や短歌、和歌等々、日本語としての様々な美的表現は追求されてきているわけだし。あくまでも僕個人の感覚的な表現になりますが「文章を書く」ではなく「文を綴る」なんだと思いますが。アーティストの方々、いかがかな?