オリジナルを考える

心理テストで言葉をつないだりして…言葉遊びをしてみたりしてアーティストの方の作詞の傾向について気がついた事があります。言葉をストレートに使いすぎて(感情の表現というのかな)聴いている(読んでいる)相手が言葉を限定してしまう事がおこりやすいのでは?って事です。「二人で雲を見上げたね…」これだと相手も見ているものも限定されますよね。それを「二人で流れていく夢を見上げてたね」にしたりすると雲を夢とか希望に見立てて何か意味を持つワードにできそうです。「空を見上げて夢語ったね」七十年代フォークの世界ですか?「流れる雲、語りかける夢」哲学的にも感じられませんか?詩と詞の違いは何かと考えると情景描写が詩。感情描写が詞、だと思います。詩は写真であり詞はメロディーが付くとビデオ作品としての分類として良いかもしれません。もちろん無理やり言葉をいじる必要はありませんが、自分が書いた詞を読返して一つのキーワードから膨らませる事の出来る言葉の「言い換え」をプロの作家として楽しんでみるのも良いのでは…と思うのです。さもなければ いたってシンプルに言葉をつなぐ…聴き手にダ
イレクトに伝えるって事だけに的をしぼることでしょう。御意見のある方、プロとしての反論 等々、お待ちしています。