例えばローリングストーンズのキースリチャーズやロンウッド、ブルースギタリストでロイブキャナン、アルバートコリンズ、アメリカのカントリースタイルのギタリストでエルビスプレスリーのバックギタリストのジェームズバートン等々、僕の好きなギタリストはテレキャスター使いが多くてそれぞれが独特の個性が溢れるプレイヤーです。そうした事例からでしょうか、テレキャスターはクセがあるから…みたいな事を良く言われました。実際使ってみるとジャンル選ばず対応出来る幅がとても広いギターだなって思います。ルックスのせいもありイメージがあまり涌かない為なのかエフェクターを極悪ブーストセッティングにしてメタル系サウンドで弾くなんて乱暴する奴はいません(笑)。友達のデス系ヘビメタギタリストもレスポールやストラトタイプは持っていてもテレキャスタータイプは使った事が無いって言ってます。僕は国産のアッシュボディ、メイプルネックのテレキャスターを NanohanA のレコーディング等に頻繁に使っていますがカッティングはキレるしサスティーンも妙な癖が無く伸びて気持ち良く録音できました。使い勝手はすこぶる良かっ
た気がします。実は僕もテレキャスターは去年はじめて買ったばかりなんです。ジミーペイジやゲイリームーアへの憧れからレスポールばかりでした。特にレッドツェッペリンの「天国への階段」のソロとかロイブキャナンの「メシアが再び」とかを思いきりリバーヴ効かせて弾いてたんだけど、原曲で使用されているのはフェンダーのテレキャスターだったそうです。特にジミーペイジはギブソンレスポールのイメージが強力だからあの音はレスポールだって思ってる人多いと思います。実際に使ってみると本当に様々な展開で使用頻度の高いギターだな…そう感じました。見た目が地味なので若いギタリストでライブ等で使ってる方は少ないですが、レコーディングの場、スタジオ作業等での信頼感は抜群のはずです。本当に重宝してます。是非あなたもお気に入りの一本をお持ちください。