乃里絵さんのブログにある去年のライブ前に僕が言った言葉…その時には特に言いたい事や伝えたい事がありました。自分としては深い思いがありますので次の機会に書きます。ライブつながりでお話すると、ネイチャーミュージックはガールズアコースティックのレーベルです。コンセプトはアカペラの魅力、目の前でアーティストが唄っているかのような、声のみの魅力。このボスが目指しているものは僕にとっては究極的な音楽になります。食事で例えればご飯だけ、バターやジャム等一切つけないパンだけって事です。飢餓状態ならいざ知らずこの食事で満足する、感動をおぼえるとする…ご馳走と思わせるならばよほどのモノです。ましてやレストラン等として商売するなんて考えられないです。もう十年前になります。ガールズユニット(明日)とボスはその考えられないものを形にしていました。その曲たちは多くのリスナーの心に残ったことでしょう。そのあと、いくつかのアーティストさん達も同様の試みをしましたが、完成には至りませんでした。ギターやピアノと言った楽器が出来ないとの理由からボーカルやコーラス、ヴォイスパーカッションを全て自分
で重ねていくみたいな手法をとった方もいらっしゃいました。知識、技術的には優れていました。でも届くものを作るには及びませんでした。何を伝えたいのか?何を届けたいのか?明確なメッセージが無かったからなんでしょうね。拙いものや荒っぽいもの、作品としては洗練されていなくてもアーティストの本気でぶつかる思いがあるならば聴き手の心に届く。そう思って作品を仕上げよう、乃里絵さんやあさ美さんとの合言葉です。NanohanA の曲達に込めた僕の想いもこれから少しずつ書いていこうと思います。