奏織さんがラジオ番組で話されておりましたが僕も楽器屋やCDショップ、本屋など大好きな方でして、先日も弦とギタースタンドが欲しくて行きつけの楽器屋さんへGoしました。弦を2セット買うだけだからサッサと済むと思ったらこれが大間違い! ギターみたりベースみたり、コピー譜を眺めたり、はたまたドラムセットを写メしてみたり、自分にとってはテーマパークみたいなもんで、楽しい事楽しい事。なかでも面白いなぁ〜と思ったのは、エフェクター内蔵のミニアンプっていうのかな?…注目すべきはバッキング音源も相当な数入っていてギターやベース、シンセなどプラグインするだけでジャズやブルース、メタル、サンバ、ラテン、バラード、ロックンロール 等かなりのジャンルを弾きまくることが出来るのです。しばらく眺めていたところ新人スタッフの男の子が『よろしければギターつなぎますから試して見て下さい』と誘いをかけてくるではありませんか。甘い誘惑には乗らなければなりません(笑)『でも俺は弦を買いに来たのでもし気に入ったとしても今日は買わないよ』と牽制しながら、まずはスタッフさんにどんな感じ
なのか?をデモンストレーションしていただきました。お客に弾いて聴かせようと言う以上はこの新人スタッフ君、腕に多少の覚えがあるのでしょう、意気揚々とフレーズを奏でていきます。『どうっすかぁ〜、良かったらなんか弾いてみて下さいよ』スタッフ君の善意の一言が何故か僕には挑発に聞こえます(笑)。(このあと彼はこの並の素人では無いヘンチクリンなお客とかかわった事を後悔する事になるのです) おもむろにギターを受け取った瞬間…おそれていた通りスイッチ入りました。店内だろうが他に客がいようがなんだろうが、ギター抱えた自分がいるそこはステージそのもの…三十分に渡り思い切り弾きたおさせていただきました。周りにはいつの間にか中学生やら高校生やらのギター初心者みたいな方が集まっていて拍手してくれたんだけど我に帰った瞬間照れくさいのなんの(笑)。『楽しいから弾いてごらん!』ってバトンタッチしてその場を離れました。やっばり音楽ってのは理屈抜きで自己陶酔に浸り楽しんじゃうのが一番かもね。そう思ったひとときでした。