デモにしろ正規音源にしろ、自分がかかわって発表するものにはハズレ曲は一つも無い!そんな自負を常に持って制作にかかわらせていただいておりますが、それでも不思議なもので曲を作ったりする時って、なんとなく浮かんだイメージが無限に広がる時と全く仕上がらない時と両極端に別れます。同時に『これはすごい良い曲になるよ!』って予感がすることもあります。YouTubeで配信してるものやら誰かのデモ曲やら、あさ美さんやNanohanA等々全ての曲で様々な趣向を凝らして作り込んでいます。途中のアレンジ段階でそこまでのモノをチャラにして音を組み直す…なんてこともちょくちょくあります。詞にしても曲にしても迷いに迷って仕上げたものに関しては、出来上がってもどうしても手を加えたくなるので最近は迷ったり悩んだりしたものはためらわず一端ボツにすることにしています。そんな冬眠状態の曲達、数えきれないくらいございまして…いつか引っ張りだしてみたいと思っていまして、暫く振りに聴いてみるとアレンジのアイディアが次から次へと沸いてきます。作った当時とは精神的な部分等々かなり変化していてネガティブな部分のコード使い
が明るくポジティブに生まれ変わったりします。詞を手直ししたりソロパートやサビ部分のメロディーや音使い等やり直したりして全体を通して聴いてみると全く違うモノになってたりします。簡単にあきらめたり、むやみやたらに棄ててしまうものじゃないですよ。人生何ごとも(笑)。