奏織さん、感想ありがとうございます。自分が紹介したい世界観、聴いて欲しい音楽、全く違うジャンルの方にある意味共鳴いただいた事がすごく嬉しいです。奏織さんの音楽のエッセンスに何かのスパイスとして影響与えられたとしたらなによりです。彼等の音源を世に出す理由の一つでもあるんですけど、今回は自分自身に正直に書いてみたいと思います。僕は音楽に対して、私利私欲と言うか、儲ける事等を対象に…と考えた事はありません。音楽に関しての仕事を職業にしたい、音楽だけで食っていければ良い、その思いはありますけど、豪邸に暮らし自家用ジェット機で移動…そんなことは考えたこともございません。自分が手掛ける音楽がより多くの人に聴かれること、ず〜っと誰かの心に残り続ける大切な一曲になること。そんな事を夢見続けながら今も頑張っています。かつては多くの人々が良い歌をたくさん知っていた時代がありました。今は一方的に与えられる歌が多い気がします。歌に対する人々の価値観もだいぶ下がっているような印象も受けます。発売日の翌日には中古CDショップに並んでしまう曲達…制作者は悔しくて哀しくて仕方ない…そうじゃなければな
らないはず。現実はオマケや握手券が目当てでも売れれば良い。世の中にはまだまだ良い歌があります。それを作り発信し続ければ、多くの人々がもっとこんな素敵な曲があったんだ、と思うような。そんなステージをアーティストさんたちと共有できれば、それだけでしあわせです。