あのローディーのバイトしたライブの日に色々と話をして僕らのデモテープを聴いてもらったミュージシャンさんの新しいバンドのアルバムが出る…そんな記事とインタビューを音楽雑誌でみかけました。妙に親近感が沸いて一度会っただけにもかかわらず、ああ この人も頑張ってるんだなぁ〜 アルバム予約しようかな〜等々 やけに嬉しくなりました。自分の中ではこんなミュージシャンとでも少しはつながってるんだ…的な意識もあったのかもしれません。もし当時今みたいに携帯電話やスマホが有ったならばメルアド交換とかしたりしてもっと頻繁に交流できたかもしれません…そのくらい調子に乗ってました(笑)…が、発売されたそのアルバムの中の一曲がそんな受かれた気持ちを脳天カチ割る勢いで打ちのめしてくれました。何でかって?その曲僕らのデモテープの中の一曲にソックリ…と言うよりもそのまんま!だったからです。少しはひねったり、コード進行動かすとかしてあるならまだしも、見事なまでの生き写しかげん(笑)………………ああ!これがプロの世界なんだ……そうだよね。いくら俺たちの曲をアイツが盗んだぁ
〜とか言っても通用するわけありませんものね。それ以降僕は完パケのデモはやたらと人には渡さないことにしました。ボスの言う何事につけても大切なモノはまずオフレコを徹底的にする…その通りです。