楽しくはないんだよ 本当はね

スタジオレコーディングとライブ活動、アーティストにとっては両方こなさなければなりませんね。良く言われるのが、スタジオで録音ってのは何回もやり直しが効きますがライブでは一発勝負になる…そう思ってる方、多いと思います。実働と考えれば当たってますけど、違うんだなぁ〜これが。緊張感って事ならばスタジオの方も結構キツいと思うよ。それにやり直す、やり直さないはアーティストが決める事じゃないしエンジニアなりプロデューサーの指示通りの歌や演奏が出来なきゃいけません。要は相当数の練習をこなした上でスタジオに入りプレイするわけです。つまりレコーディングスタジオは研鑽を積んだアーティストが勝負する場。気構えとしてはそこ自体が本番一発勝負なんです。やり直しがきく…これは編集するエンジニアやプロデューサーに関しての言葉にですよ。ライブも然り!この際だから日頃の不満を言います。アーティストブログに良く出て来るライブの告知にあわせてつくコメント『ライブ楽しみたいと思いま〜す』ってあるじゃん。やっぱりおかしな言い回しだと思う。ライブを楽しむのはあくまでもお客様です。アーティストはそのステージで与えら
れる僅かな時間の何百倍の時間を練習やリハーサルに費やすはずです。楽しめる余裕があるほどの実力があるならばいざ知らず、普通に考えるならば物凄く辛い、キツい、厳しい日が続くはずです。ライブに出る事、一発勝負の怖さ…どこまで理解してるのかな?そう感じていました。実際ライブに備えて練習したいのでサポートお願いします!そんな奴もいなかったですし。ふざけんじゃねえよって若干すねてたんだけど(笑)乃里絵さんや田中栞理さん から様々な相談を受けて、機嫌治った、と言うか、こんなにも苦しんで真剣にこちらの言葉に耳を傾けてくれて、そこから何かを導き出そうとしてる。そんな子達とこちらも誠心誠意込めて向きあわねば…心新たになりました。