プロとアマチュアの決定的な差

以前にレコーディングでドラムを叩かせてもらったバンドのギタリストさんとそのレコーディングエンジニアさんは異常なタイム感覚をお持ちで、更にこだわりをお持ちの方々でした。例えばサビ前の転調部分の符点が四分の一拍でその一拍の三分の一拍にスネアずらして!みたいな要求があったり、こちらからすればどう考えても同じだろう!ってフィルを何十回とやり直させてみたり、プライドが高いんだろうね…ギャラが良かったからきちんと付き合ったけどね。でも面倒くさかったなぁ、…あっ!いや、良い経験でした。 確かに、この一拍をどうするかとかこのワンフレーズをどう入れていくかがプレイヤーのセンスだったりするわけですけど、センス、イコール天性のモノなわけで(笑)当然できない奴は要求されても出来ない! そんな時どうする?って聞かれるならば、ディレクターやアレンジャーやプロデューサーがなんとか考えなければならない。要するにプロになるにはプロが指南しなければやはり厳しいんじゃないかな?その時にはアマチュアレベルでこだわりやプライドは邪魔なだけだと思います。