前回のつづき、です。
小洒落た言い回しも、ロマンチックなワードも、そこにはないけれど、飾らない想いと真っ直ぐな優しさ、それからちょっとの倦怠感を引っ提げて、神奈川のエビは綴ります。
「月曜の朝は嫌いで」
「小さくまとまることが得意じゃないなら、君はそのままの君でいた方が良い」
「つまらない日々の繰り返しで、人を羨むこともあったけど」
綺麗な言葉で歌詞全体を包むことは、いくらでも出来る。だけど、綺麗なだけで終わらない所に、私はとても共感を覚えたのです。ああ、この人の歌を歌ってみたいなあ。この人と一緒なら、ライブに出たいなあ。
それが去年の8月のことでした。
北陸のエビと神奈川のエビの、初対面です。それから月日は流れ、今日も北陸のエビは神奈川のエビと、歌をうたいます。
神奈川のエビは、一緒に歌う楽しさを北陸のエビに教えてくれました。そんな、とっても大切なエビ仲間なのです。
おしまい。